2023-03-08 11:57:00
保健所の犬を飼う・もらうことはできるのでしょうか?保健所から保護犬を引き取ることはできますが、条件や費用があることもあるので注意が必要です。
この記事では保健所の保護犬・捨て犬について里親になる方法や必要な条件・費用・注意点について詳しく解説します。
【保健所から犬を引き取るには?注意点を徹底解説】
新しい家族を迎えるにあたって保護犬を検討している人もいるでしょう。
保護犬を迎えるということは失われそうになっていた命をつなぎとめることになるかもしれないのです。
しかし、十分な覚悟を持った人でないと飼育が難しいとも言われています。
保護犬にはさまざまな辛い経験をしてきた子たちが多いのも現状です。
そのような経験をしてきた個体を家族として迎え入れるのは通常の犬とは飼育方法が少し異なってくることを理解しておくことが必要です。
【どうやって保健所の保護犬を探す?出会い方って?】
検討している人のなかにはどうやって出会ったらいいのかわからない人もいると思います。
方法は大きくわけて2つあります。
①保健所や動物愛護センターなどのHPで探す
②ボランティアで里親募集を行ってくれている団体や個人に連絡する
①都道府県の保健所・動物愛護センターのサイトを見てみよう!
新しく家族を探す際は自分が引き取りに行ける範囲で探すといいと思います。
そのため、まずは自分の住んでいる都道府県の保健所や動物愛護センターに情報を確認して見るようにしましょう。
また、SNSなどでも情報発信されている場合もあるので活用してみるのも良いかもしれません。
サイトによっては写真だけでなく動画も見れることがありますので実際にあったときをイメージしやすいですよね。
②動物愛護団体やボランティア、ネットの里親募集もおすすめ
これらの情報もインターネットを使って検索することで簡単に調べることができます。
団体やボランティア活動を行っている人達による譲渡会の日程などもサイトから確認することができますので、実際に譲渡会に足を運んでみるのもいいでしょう。
成犬の募集が多い印象を受けますが、一度は人間と生活をともにした経験がある子はしつけがいらない、自分にあった性格の子を見つけられるというメリットもあります。
運命の出会いがあるかもしれませんね!
【里親になる条件、費用を解説】
●条件
実際のところ、里親になって引き取ることができる条件はたくさんあります。
保護されている犬たちは一般の犬とは違う部分が大きいので、譲渡する側も慎重に「この人が最後まで責任を持ってお世話してくれるのか」を判断しています。
保護されている犬たちに苦しい思いや辛い経験を二度とさせないためにも引き取ってくれる人を厳しい基準で選んでいます。
そのため、不妊手術などをきちんと行うことができるか、年収・時間の余裕があるか、マンションやアパートの場合は飼育細則を満たしているか、家族の同意を得ているか、アレルギーのある家族はイないか、などさまざまな条件を満たす必要があります。
また、事前に講習なども受けなければいけないことが多いです。
●費用
最近では無償で譲渡する団体はほぼありません。
無償譲渡にはリスクがあることはもちろん、保護団体やボランティアの活動費が必要だからです。
また、病気などで治療や検査を頻繁に行っている場合にはそれらの費用も引き取る人が負担しなくては行けない場合もあります。
当然ですが、引き取ったあとも安いとはいえないお金がかかります。
これから家族に迎えるワンちゃんのためにも自分のためにも、安く手に入る保護犬にしようという考えは絶対にやめましょう。
【保護犬を飼う際の注意点!上手な飼い方は?】
保護犬を飼う上で気をつけることはたくさんありますが、一番は無理をさせないことです。
過去の経験から人間への恐怖心や拒絶を示すこともあります。
早く仲良くなりたいからといって無理に触ろうとしたりするのは逆効果です。
少しずつ地道に距離を縮めていくことが大切です。
保護犬に負担をかけないように生活することが最も大切なことなのです。
【まとめ】
- 出会うにはネットで検索したり譲渡会に参加する
- 引き取りには厳しい条件を満たす必要がある
- 引き取りには諸経費がかかってくる
- ゆっくり関係を築いていくことが大切